事務局の渡辺です!

先日、「高校生・夢マルシェ」の第5回目のプログラムを開催させて頂きました。
テーマは『事業計画書を作成しよう!高校生の為の経営学パートⅡ』です。

□起業家・社会人講演

三井不動産(株)ベンチャー共創事業部弘瀬愛加さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この講演とは、起業家・社会人の「人生と働く」をテーマにした講演を聞いて頂くことにより、起業家・社会人の「人生」と「働く」を生徒たちに疑似体験して頂き、その中から、自分が本当にやりたい事のヒントを得て頂くことや、幅広い選択肢を持って貰うことを目的としています。

その様な目的の中で、これまでの3回は「起業家」の方々をお招きして、その「人生」と「働く」を伺って参りましたが、今回に関しては「大企業で働く」という選択肢も考えて欲しいと思い、三井不動産株式会社ベンチャー共創事業部事業グループの弘瀬愛加さんにお願いして講演を行って頂きました。

弘瀬さんは、生徒たちと同じ千葉県育ちで浦安市の出身。高校生の頃は、バスケットボール部に所属していたそうですが、当時から人が集まる場所が大好きで、文化祭や体育祭などのイベントには、積極的に参加していたそうです。

三井不動産(株)ベンチャー共創事業部弘瀬愛加さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな弘瀬さんが大学卒業後、「三井不動産」という会社を選んだ理由としては、船橋市にある「ららぽーとTOKYO-BAY」や、浦安市の「東京ディズニーランド」など、弘瀬さんが好きで、日頃利用していた施設に三井不動産が関わっていた事が多く、「人の生活や暮らしに役立つ仕事がたい!」と思っていた弘瀬さんにとって、とても身近に感じられ、また、仕事内容もイメージし易かったからだそうです。

三井不動産と言えば、言わずと知れたオフィスビルやマンション、複合商業施設などを開発する総合デベロッパー。その中で弘瀬さんの入社後の仕事内容としては、賃貸マンションの企画をする部署、広報やブランドマネジメントを行う部署、そして、ここ数年はまち全体の開発をマネジメントする部署や、現在のベンチャー支援の部署など、多岐に渡るそうです。

前回までお話を伺ってきた起業家の方々が、どちらかと言うと一本の道を極めながら、積み重ねる様にキャリアを育てているのと比べると、ひとつの会社の中で、多様なキャリアを経験する大企業での働き方は、起業家の働き方と比較する上で、ひとつ象徴的なコントラストになるかもしれません。

三井不動産(株)ベンチャー共創事業部弘瀬愛加さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな弘瀬さんに、「大企業で働くこと」の良さや、大変に思う事を聞いたところ、良い事としては、前述したように、多様なキャリアを楽しみ、形成できること。また、失敗しても支えてくれる上司や組織があるので、臆せず、果敢にチャレンジできる環境があるという事でした。一方で、大変に思う事は、大企業であるがゆえに、会社の看板を常に意識しながら行動しなければならない事や、(決定までに時間がかかる事が多いので、)目の前のお客様の要望に即応できず、もどかしく感じることなどを挙げられました。

「もともと、人が集まる場所が好きではじめた仕事。これからも、人が集う場・空間をプロデュースする仕事に携わっていきたい。」と語った弘瀬さん。週末はライフワークとしている東北の復興支援ボランティアに参加したり、仲間と旅行に行ったり、オンとオフのメリハリを付けた生活を送っているという事ですが、その等身大で気張らないライフスタイルは、生徒たちにとっても、良い参考になったと思います。

 

 □高校生の為の経営学パートⅡ

さて後半戦は、いよいよ出店準備も大詰め!という事で、8月1日に開催した「高校生の為の経営学 7つの経営手法」の続編として、その7つの経営手法を駆使した事業計画書の策定方法を、実際に生徒たちが販売する商品・事業にあてはめながら、講義と生徒同士のディスカッションを織り交ぜつつ進めさせて頂きました。

高校生の為の経営学パートⅡ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは「目的と目標を設定する」、「5W1H」の概念で事業の意義と概要を整理した後、収支計画のベースとなる「価格設定」の協議を行いました。今回の価格設定の方法としては、生徒たちに2つのチームに分かれて貰い、原価計算した結果に利益を積みあげて価格を算出する「コストプラス法」と、商品の市場での価値を先に設定し、それに見合うコストを実現するという「コストマイナス法」、両方のアプローチから価格設定をして貰いました。

高校生の為の経営学パートⅡ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次は、設定した価格から原価計算と限界利益の算出を行い、損益分岐売上・客数の算出、並びに販促等に使える予算額の算出、最終的には、目標売上と、その達成によるPL表の作成までを行いました。

正直なところ、「限界利益」や「損益分岐売上」の算出などは、一般の高校生はもちろん、飲食店や物販店でマネジメントを行う店長レベルでも理解していない事が多いですが、さすがは現役高校生であり、且つ、起業体験スクールに自らの意思で参加するメンバー。問題無く習得してくれた様で、スムーズに収支計画を策定する事が出来ました。

高校生の為の経営学パートⅡ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、マルシェ出店の当日である11月23日(祝・月)に向かい、生徒たち自身の手でこの事業計画書を完成させると共に、記者クラブに配信するプレスリリース原稿の作成、そして1,000部作成するチラシの作成まで、生徒たち自身の手で行って貰う予定です。

是非、次回の「高校生・夢マルシェ」もご期待ください!