事務局の渡辺です!先日、柏クラス5日目のプログラムを展開させて頂きました。テーマは「街の専門家に聞いてみよう!高校生企画事業の商品開発!」です!
1、起業家講演
本プログラムでは、毎回より多くの起業家&社会人の働きかたや人生に対する講演を聞いて頂き、その中から、自らの働きかたに対するヒントや、人生の夢を見つけて欲しいという目的で、起業家講演を実施しています。
今回は、ビジネスシーンに留まらず、より広い働きかたや人生の可能性を見つけて頂きたいと思い、シンガーソングライターとして活躍されているひなたなほこさんにご講演を頂きました。
ひなたなほこさんは現在、歌手として、CD販売やライブ活動を展開される一方、子役の演技講師や、学校でのワークショップ展開など、幅広いお仕事をされています。
そんなひなたなほこさんを一躍有名にしたのは、10年前に発表された柏市のご当地ソング「柏シワ」。のちに柏市PR大作戦!LipDub『柏市は』の主題歌としても採用され、JR柏駅のモニターで流れ続けるなど、市民の間でも有名なご当地ソングとなりましたが、実はこの「柏シワ」、制作するやいなや、ひなたなほこさんが柏市役所に行き、「柏市長に会わせてください!」と直談判し、その評判が記者クラブに流れ、一斉にメディア報道され、世に知られたのが最初という事です。
そんなチャレンジ精神あふれるひなたなほこさんが、これから一番力を入れて活動したいと思っている事は「教育」との事で、忙しい歌手活動の傍らでワークショップデザインの大学に通うなど、精力的な活動を続けられています。
「歌もお芝居もワークショップも、目の前の人を輝かせるツール。私は、これらのツールを教育の現場に持ち込み、教育を変えていきたい。未来をつくる子供たちのために、子どもを育てる親のために。私は世界を変えられる。そう信じてこれからもがんばります!」と語ったひなたなほこさん。
このメッセージはすぐに生徒の心にも響き、「ひなたさんみたいなイキイキとした大人になりたい!ひなたさんの話を聞けて、私もこれから、変わっていけそう!」と、生徒のアンケート結果も上々でした。
2、企画事業の企画開発会議
そして続いては、秋に出店する事業を決める為の企画開発会議を開催させて頂きました。
まずは、今回の会場であったパレット柏にて、生徒同志での打合せを生徒自身の司会進行により進めさせて頂き、そこで決定した事項を「商品開発依頼書」と題した1枚の紙にまとめる作業を行いました。
具体的な内容としては、以下の通りです。
テーマ:地元野菜の美味しさを再発見できるスイーツの開発
6W2Hによる要点整理:
When[いつ] 2016年10月2日
Where[どこで] 柏の葉キャンパス
Who[誰が] 地元高校生
Whom[誰に] 柏の葉キャンパス住民(全世代)
What[何を] 高校生企画のスイーツ(焼菓子)
Why[なぜ] 柏の農作物をPRするため
How[どうやって] 開発を専門家に依頼(高校生が企画立案)
How much[いくらで] ワンコイン以内で
具体的な商品のイメージ:
・食材…かぶ、ほうれん草など、柏が全国でも有数の生産量を誇る野菜類、
若しくは、かぼちゃなど旬の食材や、ビーツ、色つき人参など珍しい食材
・形状…食べやすい円柱形のもの。出来れば、柏の葉などを表現する模様。
・色…各野菜の特徴を表す色(かぼちゃ、ニンジン…オレンジ、ビーツ…赤など)
・パッケージ…ビニールの透明な袋、リボンなどで包む。
その上で、今回の商品を実際に開発して頂く街の専門家である「ベーカリーハレビノ」さんにお伺いし、オーナーの上野さんに企画内容の説明をさせて頂きました。次回は、これらの商品の試食、並びに、これらの商品を販売する為の戦略立案、事業計画書の策定に駒をすすめていきます。