事務局の渡辺です!2017年5月21日、高校生・夢マルシェ第3期生・柏クラス、いよいよキックオフいたしました!
今年は新・高校1年生9名とのフレッシュな旅立ち!是非、ご覧ください!
1、まずはじめに
今年は初めて、テーマを予め設定したうえでの生徒募集となりましたが、結果、一般公募枠から応募してくれた東京都内の男子生徒を含め、新・高校1年生9名が参加するフレッシュな顔ぶれとなりました。
これから半年間、10月に予定する事業お披露目をゴールに、9名の生徒と起業家が力を合わせ、頑張って参ります。
2、起業家講演
2017年度の幕開けを告げる起業家講演のトップバッターとして、ビズシード株式会社代表取締役社長の大久保幸世さんにご講演を頂きました。
ビズシード株式会社は2014年の創業、『創業手帳』という起業家向けフリーペーパーを法人登記した企業にもれなく無料で届ける事により、その「情報の力」で、企業の創業後の成功率を上げることをミッションに活動されている会社です。
本日の講演では、日本における起業の成功率や労働環境を世界基準と比較しながらご紹介いただいた他、大久保さんのこれまでの経歴や、大手IT企業の取締役を辞めてまで、現在の事業起ち上げを決意した背景などをお伺いいたしました。
後半戦では「今後、自分がどうなれたら嬉しいか?」を問うワークショップなども行っていただきましたが、参加する生徒にとっては、”起業”という言葉を、初めてじっくりと考える良い機会になったと思っています。
3、未来の働くを考えるシンポジウム&ワークショップ
起業家講演の次は、(株)岡村製作所でワークスタイルの研究を行っている遅野井宏さんを講師に、未来の働きかたを考えるシンポジウムを開催しました。
戦後、急激な人口増加と共に、高度経済成長を続けてきた日本。しかしながら、その勢いは止まり、今後は急激な人口減少、そして内需市場の縮小に向かっていきます。
そういった時代背景の中、未来を生きる生徒たちの時代には、いったいどのような働き方が求められるのか?そもそも「働く」っていったいどういった事なのだろうか?ということを、遅野井さんの経験や知見を交えて講演して貰いました。
また、後半戦ではカードを用いて、今後ますます多様化する労働環境において、いったいどのような働き方が求められるのか?そして、自分自身の将来、どの様な働き方をしたいか?を考えるためのワークショップを行いました。
最初は緊張気味であった生徒たちも、自分の意見をどんどん発表するうちに楽しくなったからか、最後のワークショップは笑顔が目立ちました。
彼らが社会に出た後も、今日のような笑顔で、自信と誇りをもって仕事をしていて欲しい。今日の取り組みを通じ、私たち事務局も、気持ちを新たにいたしました。
これから半年間、今年も頑張って参ります!