事務局の渡辺です!いよいよ第3期生も、具体的な事業開発に向けてスタート致しました!今年のテーマは「地元高校生によるインバウンド観光ツアーの開発」です。是非、ご覧ください!
1、観光の必要性とトレンドを学ぼう!
本日より、第3期生が秋に予定するインバウンド観光ツアーに向けて、具体化する為の準備をスタートいたしました。まず、生徒たち自身の思い出に残る観光スポットとその理由を聞いた上で、そもそも「観光って何だろう?」「何の目的があるのだろう?」という事を深堀するためのワークショップを行いました。
本プログラムでは「何をする時でも目的と目標を考えよう!」ということを共通のルール、メッセージとしているので、まずは「なぜ観光が必要なのか?」という事を、生徒たち自身の心と言葉でしっかりと考えて欲しいと思った為です。
その上で、近年注目されている観光のキーワードである「インバウンド観光」と「着地型観光」の意味と定義をインプットとして学んで頂きました。また、インバウンド観光に関しては、日本で実際に人気のスポットを旅行会社が発表するランキングや動画で紹介。ランキングでは柏市の隣、船橋市にある「ふなばしアンデルセン公園」なども上位にランクされており、身近な存在であっても、伝え方や表現、おもてなしの在り方によって評価は変わるものだなと、皆、これからの活動に向かって気持ちを新たにいたしました。
2、柏の観光資源を学んでみよう!
後半からは、では実際に柏には、特に今回のインバウンド観光ツアーでメインスポットと考えている「手賀沼」には、いったいどんな魅力・スポットがあるのだろうか?ということを、合同会社EDGEHAUS油原氏を講師に招き、学び考える為の時間をとりました。
☆合同会社EDGEHAUSさんとは?
柏市街でコミュニティカフェ「YOL Cafe Frosch」や コワーキングスペースの「Noblesse Oblige」を展開する若手スタッフ中心の企業で、近年からは「奥手賀ツーリズム」と題した手賀沼周辺の再開発事業にも取り組まれています。
油原さんには、ご自身の生い立ちや現在の仕事に至った経緯を伺った後、15か所の具体的な観光スポットを生徒に説明して頂きました。
・手賀沼の水辺をいかしたアクティビティ
・手賀沼湖畔にある飲食店や施設
・南側、丘陵地帯に残る文化遺産や旧家屋
・自然や多様な生き物 etc.
今回、第3期生として夢マルシェに参加する生徒の大半は柏市内の高校に通っていますが、必ずしも、柏市内在住という訳でもありません。
その為、もともと手賀沼に対しての予備知識が無い生徒が大半でしたが、「観光資源になりそうなものがいっぱいあって楽しみ!」「手賀沼なんてたいした事無いと思っていたが、180度イメージが変わった!」などという生徒からの意見も聴かれ、ワクワク感が増える結果となりました。
最終的には、生徒自身が決めた「評価基準」をもとに、15か所あった観光スポットを10か所まで絞り込み、当日のプログラムを終了いたしました。
次回は、この10か所の観光スポットを、実際に外国人にプレゼンしてみるという工程に進みます。もちろん英語でですが、どんな1日になるか、今から本当に楽しみです!