事務局の渡辺です!海の日の17日、生徒と一緒に手賀沼の現地調査に入りました。真夏日の33度を記録し、とても暑い1日でしたが、生徒にとっても心に残る”夏の1日”になったと感じています。是非ご覧ください!

 

カヌー体験に挑戦!

まず午前中は、前回の外国人プレ・ヒアリング調査で人気NO.1であった「カヌー体験」に生徒たち自身が挑戦です!今回、参加している生徒たちは皆高校1年生で、サッカー部、弓道部、演劇部などそれぞれが学校で属する部活動は様々ですが、カヌーは全員が初体験。水上スポーツという事で万が一のことも考え、事前に事務局である大人がカヌー講習会に参加して危険レベルを調査、保険の加入など、万全の対策を講じたうえでの体験調査となりました。

準備運動1準備運動2

まずは陸地でカヌーへの乗り方、パドルの使い方、万が一転覆した場合のリカバリー策などを、ご協力頂いた柏カヌークラブの皆様にレクチャー頂いた後、全員で手賀沼の水上に!最初はおっかなびっくり、表情が硬かった生徒たちでしたが、水上に慣れるに連れ、次第に笑顔が溢れる様になりました。

カヌー あきらとしゅうまカヌー あきら

手賀沼でカヌーを実施する場合、水の綺麗さや湖畔の風景の美しさでは到底、富士五湖や長瀞、各地のリゾート地などには及ばないと思います。しかしながら、水面を泳ぐ野鳥が観察できたり、アシの間をアドベンチャークルーズの様に突き抜けてみたり、夏の間であれば、広大な蓮の群生地を探求することも出来ます。そういった手賀沼ならではの面白さもたくさんあると思いますので、「カヌーという手段を通じて、どんな体験や喜びを、外国人ツアーのお客様に提供できるのか?」ということを、これから生徒たちが主体になって、考えて行きたいと思います。

 

手賀沼周辺地域の探索

お昼の休憩を「手賀沼フィッシングセンター」内にあるカフェレストラン「numa café」で頂いたあと、午後は手賀沼の南側に拡がる丘陵地帯の探索に出かけました。

星神社とみんな長屋門とみんな

この丘陵地区は、柏市の中でも古くから人の営みがあった場所で、今から約3000年前の縄文時代からその痕跡が見つかっている地域です。また、東京のベッドタウンとして高度経済成長を機に人口が増加した柏市ではありますが、この丘陵地区(旧沼南町)に関しては、以前から門を構える農家さん、地主さんが多く、貴重な建物、文化遺産などが数多く残っています。

将門神社とみんな将門神社とみんな2

今回の調査でも、様々な家屋、神社などを探索しましたが、その過程(通りすがり)で発見する風景にも、古くからの日本らしい風景が多く「こういった風景は外国人の方にも喜ばれるのでは?」という声が、生徒からもあがっておりました。

はすとみんな

当日の関東地方は真夏日となる33度を記録。セミの鳴き声が響く中、とても暑い1日でしたが、生徒たちにとっても、心に残る”夏の一日”になったと感じています。

 

次回からはいよいよ経営手法を交え、観光ツアープログラムの商品化に着手していきます!