事務局の渡辺です!いよいよ夏も終わりに近づき、秋の企画事業お披露目が近づいてきました。今回は、覚えたての経営手法を駆使しながら、生徒がバシバシと決め事を行うための1日です。是非、ご覧ください!

 

高校生の為の経営学

まずは本プログラムでは毎年恒例、事務局の渡辺が講師となって「高校生の為の経営学~7つの経営手法~」をレクチャー致しました。

高校生の為の経営学

この経営手法ですが、私たちベンチャー企業が日ごろ実際に使用しており、且つ大切だと思う7つの経営手法を高校生向きにまとめたもので、内容は以下の通りです。

1)利益=売上-コスト
2)目的と目標(ゴール)を設定する
3)7つのマネジメントサイクル
4)タスクブレイクダウンとスケジューリング
5)6W2Hで考える・伝える
6)IE的視点と生産性向上
7)限界利益と損益分岐売上

特に7番目の「限界利益と損益分岐売上」は難解で、これを理解し実用できる高校生など皆無に近いと思いますが、「起業体験への参加」を選択した生徒のみんなには理解して欲しいと思い、毎年レクチャーを続けています。

高校生の為の経営学

その他6つの経営手法を含み、みんな真剣に講義を聴いてくれたので、理解して貰い、日々の学校生活や将来にも、活かして貰えればと思っています。

 

高校生企画事業のワークショップ

後半戦は約1か月半後にせまった高校生企画事業のワークショップです。

企画事業のワークショップ

今年の企画事業は手賀沼をフィールドとしたインバウンド観光ツアー企画と実践ですが、前半戦で学んで貰った7つの経営手法を駆使しながら、今回はバシバシと高校生自身に決め事をして貰いました。

・6W2Hによる要点整理
・事業の目的とGOALの確認
・7つのマネジメントサイクルをつかった課題抽出と対策立案
・イベントタイトルのコピーライティング
・価格設定(価格マイナス方式、コストプラス方式で思案)

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その上で、当日のツアーを告知するためのポップ作成。もちろん、英訳を含むです。という具合に、通常の高校生活では考えもしない事、そして、例えば大企業に勤める社会人であっても、そう簡単には任せて貰えない、多様な業務を担当して貰いました。さすがに、後半は疲れた表情も見られましたが、終了後のアンケートには、その見返りとしての達成感があったとも記載されていました。

いよいよ、2017年度のプログラムも本番を含め、残り2回です。次回、しっかりと準備を終え、本番当日に挑んでいければと思っています。