事務局の渡辺です!高校生・夢マルシェ第4期生の活動ですが、9月17日に「柏の葉T-SITE」で企画事業のお披露目を行いました!そして昨日の12月15日、最終授業と卒業式を行い、第4期生が旅立っていきました。
1、イベント出店(9月17日)
2018年9月17日に柏の葉t-siteで開催された「Sen to Sen 線と線、モノとモノ、人と人を結ぶマーケット」に第4期生企画事業をブース出店いたしました。ブースのタイトルは『高校生と一緒に作る自分だけのとっておきの財布』で、小学生向けのワークショッププログラムです!
今年はこれまでの「マーケットイン×自分たちのやりたいことからアイデアを昇華させていく」というやり方では無く「柏の葉T-SITEのイベント運営に参加する」という入口を設定し、T-SITEさんからイベントのターゲットやミッションのリクエストを受けたうえで、「自分たちになにができるか?」を考えブース出店いたしました。
小学生向けのワークショップを選んだのは、本イベントのターゲットが「30-40代の女性」ということをT-SITEさんから伺ったからで、であれば小学生の子どもを呼ぶことで、同時に30-40代のママさんを集めようと、生徒たちが考えたためです。
また「皮の財布づくり」というワークショップを選んだのは、皮製品の端材を使う事により、本イベントのテーマであった「モノを大切にする、お気に入りをみつける」というコンセプトを、自分たちのブースから発信しようと、生徒たちが考えたためです。
結果、生徒たちの選択は見事に的中し、夢マルシェのブースは大盛況。10-16時までの6時間、79名の方々にご参加いただき、目標達成、黒字化で事業を終える事が出来ました。イベント終了後、T-SITEイベント担当者からの高い評価も頂きましたし、何よりも参加してくれたエンドユーザーである、子どもたちのたくさんの笑顔が見れたことから、当日の取り組みは大成功であったと思います。

また、今年は線が細いと不安に思っていた生徒たちでしたが、最終日当日は時間帯別で売上を追い、都度、オペレーションをカスタマイズしながら目標達成に向かいPDCAを廻していました。その過程からも、多くの事を学んでくれたと感じています。
2、最終授業&卒業式
そして昨日の12月15日、最終授業と卒業式を開催いたしました。最終授業の内容は、これまでの活動を生徒全員で振り返り、少し先取りした未来(夢・自分の社会人時代)と今(現状・高校2年生)をつなげるためのワークショップです。

なぜ、このワークショップを最終日に開催したかと言いますと、実はこれまでの3年間の最終日は、今年の9月17日にあたる事業発表の1日でした。ですが、夢マルシェプロジェクトも開始から4年が経過し、第1期、第2期を卒業した生徒たちの進路を見てみると、ほとんどが4年制大学への進学です。そういった現状があるのであれば、夢マルシェのプログラム中に先取りした未来と、現状、そして大半が選択する「大学進学」の意味などを、もう少し掘り下げて考えて欲しいと思ったためです。

ワークショップのファシリテーターとして、キャリアカウンセラーの池田彩香さんにご協力をいただき、スタンフォード大学で行われているライフデザインの考え、手法をお借りしながら、当日のワークショップ運営を行いました。
結果、まさに十人十色の様々な人生設計(ライフデザイン)が誕生したわけですが、自分が想い描いた夢を、キラキラとした目で語る生徒たちの姿は、少し誇らしく、とても楽しみに思いました。ぜひ、今年卒業する生徒たちには、今日のキラキラとした気持ちを忘れる事なく、明日からの第一歩、そして高校生生活に生かして貰えればと思っています。

おかげ様で、第4期生を含み、高校生・夢マルシェの卒業生は総勢37名となりました。今年1年間お世話になった皆様に御礼を申し上げると共に、また来年も新たなチャレンジが出来ればと思っています。

今年度もありがとうございました!