2019年9月16日、今年の高校生・夢マルシェ第5期生の全プログラムが終了し、卒業式を行いました。
今年は千葉県内2校から9名が参加、9月開催の「かけだしマルシェ」にイベント出店することを前提に事業企画を練ってきました。

結果、ラグビーニュージーランド代表チームがちょうど来日する前日だったこともあり「日本とニュージーランドの架け橋になりたい!」「オールブラックスを応援したい!」という生徒たちの想いから「オリジナルクッキーの企画と販売」「オールブラックスを応援する横断幕の作成と千羽鶴チャレンジ」、2つの事業にチャレンジいたしました。

最終的にニュージーランド大使館商務部の後援も獲得して実施した本取り組みは、大型台風が近づき、天候が崩れるなかでも健闘し、クッキーの販売では、損益分岐点をこえる販売を記録、加えて横断幕の作成は3m四方の布にびっしりとコメントをいただき、オールブラックスが利用する柏の葉カンファレンスセンターの控室に飾っていただくという成果を獲得しました。(ただし、千羽鶴は作成が間に合わず、各々が自宅に持ち帰って宿題とすることに・・・)

その他、同時並行で行ってきた「起業家講演」では、3名の方にご講演をお願いし、仕事の内容、仕事の大変さややりがい、そしてその仕事にたどり着いた人生のストーリーなどをお伺いしてきました。「経営学のレクチャー」では、私たち経営者が必要だと考える経営のフレームワークを繰り返し伝えてきました。

最終日、参加生徒全員で行った満足度アンケートの結果は上々で、「まさか、こんなに自分たちに任せて企画・運営させてもらえると思わなかった。毎日がワクワクした!」「起業家の方々の生き様はとても魅力的で刺激になった!」などポジティブなコメントが多く、また全生徒が「今後、高校生・夢マルシェへの参加を、あなたの大切な友達、兄弟にもお薦めしたいと思いますか?」という問いに対し「お薦めしたい」という回答をするなど、参加生徒の満足度、評価も上々でした。

2015年に開始し、5年目となった本年の取り組みは「原点回帰」をテーマに、企画事業やコンテンツを出来る限りシンプルに実施することに気を付けた1年でしたが、上記の結果から、改めて本プログラムの意義、効果というものを再認識できる結果となりました。

今年1年間、ご協力いただきました学校の先生、ご後援いただいている31VENTURESの皆様、そして起業家講演やプログラムに参加をして手助けしてくれた起業家&社会人の皆様、誠にありがとうございました。
来年度も是非、よろしくお願いします。